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3種の魚粉が奏でるハーモニー

「平凡くじら屋」

 

決して平凡ではない美味さのラーメン。昭和レトロな店内とBGMも魅力満載です。

 

ラーメン屋さんに限らずそのお店の印象を決めるのは、なにも「メイン」の商品の良し悪しだけではないことに異論はないでしょう。「メイン」が優れていることはいわば「当たり前」のことなので、それに付随するすべてのものが好印象で初めて「良いお店」と感じるわけでございます。

 

その意味から、この「平凡くじら屋」さんは決して平凡ではありませんでした。

 

まずBGMが面白い。僕が訪問したときはアニソンで「魔女っ娘メグ」が流れておりました(笑)。さらに店長もおもろい。せわし気なんですが人懐こく、接客に触れているだけで笑顔になれました。

 

さて肝心のラーメンですが、こちらも接客や店内にまけず非凡でございます。

 

画像は「魚辛みそ」という、魚介ベースの辛みそラーメンです。画像でもお分かりのとおり海苔の上には魚粉が3種。正確には魚粉2種(いわし粉とエビ粉)と唐辛子なのですが、これが後々良い仕事をしてくれます。

 

スープはかなり魚介がたった僕が大好きなもので、濃厚な味噌ダレを活かしまくっておりました。塩梅もドンピシャ。コクも甘さもバッチリです。単純にこれだけでも美味しいのですが、少し食べ進んだところへ魚粉たちを投下するとこれまた風味が激アップ。エビ粉の香ばしさはたまらないです。

 

麺は中太の縮れなので濃厚スープによく絡みます。具材も多彩で、個人的にはキクラゲが嬉しかったです。

 

お店はかなりわかりづらい場所にありますので見つけるのに苦労するかもしれませんが、ちょっと不思議な空間と美味しいラーメンが待っておりますので是非探して訪ねてみてください。

 

平凡くじら屋

北海道札幌市南区真駒内上町3丁目2-11 上町名店街中路地

011-582-5014

 

11:30~17:00(スープ無くなり次第終了)

ランチ営業、日曜営業 定休日月曜日

 

食べログ

http://tabelog.com/hokkaido/A0101/A010305/1025593/

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