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​大人のための筋力・体幹トレーニング

コアコンディショニング・ニセコが大人の皆さまへ筋トレを勧める理由

 

◆「ベージュ脂肪」ってご存知ですか?

ここでは「筋肉博士」の異名を持つ「石井直方先生」のリポートを引用させていただき、その理由を書いてみたいと思います。

良く知られているものとして、ヒトの脂肪組織には大きく分けて

 

「白色脂肪組織」

 

 

「褐色脂肪組織」

 

という2種類が存在します。

 

このうちダイエットなどで注目を集めたのが「褐色脂肪組織」ですが、この褐色脂肪組織がなぜダイエットで注目されたのかといいますと、「運動をしていなくても熱が生産(非ふるえ熱生産)されやすい組織である」ということからです。冬眠する動物にこの褐色脂肪組織が多いことは良く知られております。

 

しかし人間の褐色脂肪組織は約40グラム程度しか存在しないといわれておりまして、この褐色脂肪組織が熱を作る割合は全体の約20%と言われており、非常に少ないと考えられております。

ここで登場するのが「ベージュ脂肪組織」でございます。

◆熱生産の効率が悪い白色脂肪組織がベージュに変わる?

前述のように、ヒトの脂肪組織は「白色」と「褐色」に2分されます。

 

このうち、ダイエットなどに深く関係する組織は「褐色脂肪組織」です。

しかし褐色脂肪組織はヒトの身体にはそんなに多く存在していない・・・

ではどうするか。

ここに、コアコンディショニング・ニセコが大人女子の皆さまへ筋トレを強く進める理由があります。

◆「イリシン」というホルモンの発見

最近発見されたばかりという物質「イリシン」というホルモンですが、なんとこの「イリシン」というホルモンは白色脂肪組織に働いて、白色脂肪組の一部を「白色と褐色が入り混じった状態」、つまり「ベージュ脂肪組織」に変えてしまうということがわかったそうです

そしてこの「イリシン」、日常的によく運動している人や筋量が多い人に多いことがわかっております。

 

つまり筋肉をしっかり動かせば分泌される「イリシン」の量も増え、それだけベージュ脂肪組織を増やすことができるということです。

ベージュ組織は褐色組織に比べて熱の生産量は少ないものですが、基礎代謝を上げるという意味では「褐色組織のみ」より有利なのは比べるまでもなく、ここに、「筋量を増やすことでリバウンドの少ない太りづらい身体」を目指すための筋トレをお勧めする理由があります。

※参考文献『除脂肪メソッド』岡田隆 著・監修 P57~P60

さぁ皆様、いまこそしっかりと身体に向き合うときです。

炭水化物を抜くだけのその方法のままでいいですか?

我々と一緒に楽しいトレーニングライフを始めましょう!

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